制定の背景

ペルチェ66(以下「当劇団」)は、作品制作や発表の現場におけるあらゆるハラスメント行為を許容しません。
過去の演劇界全体において、冗談や指導の名のもとに尊厳を傷つける行為や、立場を利用した多くのハラスメント行為が存在してきたことは否定できません。近年の報道や告白を受け、私たちもまた自覚的に取り組む必要性を痛感し、本ポリシーを策定しました。


目的と適用範囲

本ポリシーは、関わるすべての人が安心して創作活動・鑑賞を楽しめる環境を守るために定められたものです。
当劇団が主催する稽古・公演・イベントにおいて、現場での言動にとどまらず、SNS・ブログなど当劇団に関連する情報発信についても適用されます。

対象は以下を含むすべての参加者です。

  • 劇団員
  • 客演(外部出演者)
  • 制作・技術スタッフ(内部・外部問わず)
  • ボランティア・協力者
  • 取引先
  • 観客・来場者

ハラスメントの観点

ハラスメントとは、他者に不快感・不利益・不安を与える言動を指します。以下は一例です。

  • ジェンダー、性自認、性的指向、ジェンダー表現
  • 障がい
  • 外見・身体的特徴
  • 人種・民族・国籍
  • 年齢
  • 宗教
  • 職業・思想・信条
  • 技術や趣味嗜好に関する差別・揶揄

上記以外であっても、相手が不快に感じる発言や行為はすべてハラスメントとみなされます。


禁止行為

当劇団は以下の行為を禁止します。

  • 攻撃的・非建設的・過剰に批判的な発言や揶揄
  • 脅迫、ストーキング、つきまとい
  • 不適切な身体的接触
  • 性的な言動(性的な発言、画像掲示、性的コスチュームの強要等)
  • ジェンダーを強調する形での個人への過剰な賛美や揶揄
  • その他、当劇団がハラスメントと判断する行為

性的ハラスメントについては、男性から女性へのみならず、女性から男性、同性間でも一切容認しません。


演劇作品における特例

演劇作品の表現上、差別的な言葉や偏見を意図的に用いる場合や、身体的接触を伴うシーンが発生する場合があります。その際には以下を必ず守ります。

  1. 当事者の明確な同意が得られていること
  2. 同意に圧力が伴っていないこと
  3. その表現や接触が作品にとって不可欠であること
  4. 強いストレスを与える可能性がある場合、観客への事前告知を行うこと

同意が得られない、または同意せざるを得ない状況下での演出は一切禁止します。


相談・対応

  • ハラスメントを受けた、見かけた、または判断に迷った場合は、当劇団のハラスメント窓口にご連絡ください。
  • 担当スタッフは、心理的・身体的な安全の確保を最優先に対応します。
  • ハラスメント行為をやめるよう求められた場合、対象者は直ちに従わなければなりません。

お問い合わせ

本ポリシーに関する質問やご相談は、当劇団の公式お問い合わせフォームより、件名に「ハラスメント窓口」にてご連絡お願いいたします。